今回は、2019年秋にフランスのカーオーディオブランドBL AMから新発売したスピーカーを新型RAV4に取り付けましたので紹介します。
こちらのスピーカーはBLAM(ブラム)の中でも、最上位に位置付けられるシリーズのSignature(シグネチャー)シリーズの中でも、フラッグシップモデルのMultix(マルティックス)というハイエンドモデルです。
すごく難しく書きましたが、とにかく音が非常に良いのが特徴です!
ホームオーディオと聴き比べを行った際に、一番近く感じたのがこのスピーカーでした。
一言で言うと『透き通った音』ですね!
今までに聞いた事ない音を奏でてくれます。
今回このスピーカーを導入する事で、車内の音響が劇的に改善しました。
カーオーディオに興味がある方や、音楽が好きな方、車内で映画や動画を見る方は、是非最後まで読んで頂けると嬉しいです。
BLAM(ブラム)ってどんなブランドなの?
BLAMは、カースオーディオ本場フランスに拠点がある会社です。
BLAMの本場フランスでの歴史は、他のメーカーと比べるとまだまだ浅いですが、老舗ブランドと比べても引けを取りません。
その理由は、BLAMを立ち上げた創始者ギー・ボンネウィル氏にあります。
創始者ギー・ボンネウィル氏はフランスのカーオーディオ老舗フォーカルで、長きに渡り責任者を努めてきた方です。
フォーカルでも数々の名機を生み出してきた、ギー・ボンネウィル氏ですが、満足いくスピーカーが出来なかったそうです。
そんな中、フォーカルの社内体制が変わり、自身が思い描いているスピーカーが作れないと判断したギー・ボンネウィル氏は、このBLAMを立ち上げます。
歴史こそ浅いBLAMですが、スピーカーにかける情熱とノウハウは他の老舗ブランドにも決して負けません!
現に私も、フランスの有名ブランドのスピーカーと聴き比べましたが、素人でも分かるほど、良質な音がBLAMにはありました。
カーオーディオに情熱を捧げる、ギー・ボンネウィル氏が満を期して出したのが、『BLAM Signature Multix 』です、
BLAM Signature Multixの商品詳細を紹介します。
新たに追加された商品はコチラです!
WS 6 Multix
コチラの商品は、165mmのミッドウーハーです。
取り付け位置:フロントドア
再生周波数:80Hz〜6kHz
主に低音域の音を得意としています。
MS3 Multix
コチラの商品は、80mmのミットレンジです。
取り付け位置:ドア、ダッシュボード左右、ミラー裏、Aピラーなど
再生周波数:120Hz〜32kHz
主に中音域の音を得意としています。
TSM 25 MG 70 HR
コチラの商品は、25mmのツイーターです。
ツイーターは、上記の上級機以外にも2種類発売されています。
それぞれ、再生出来る周波数帯が違います。
取り付け位置:ダッシュボード左右、ミラー裏、Aピラーなど
再生周波数:1.18kHz〜43kHz
主に高音域を得意としています。
上記の中より、ミッドウーハーとツイーターの2wayタイプと、ミッドウーハーとミッドレンジとツイーターの3wayタイプがあります。
Hz、 kHzって何?
商品説明で出てきた、Hz(ヘルツ)、kHz(キロヘルツ)について少し触れておきます。
人間に聞こえる音(周波数)は一般的に20Hz〜20kHzと言われています。
それ以上やそれ以下の音は、聞き取る事が出来ません。
その為、世の中にある音楽はその範囲内で作られています。
今話したのは、人間側です。
今度はスピーカー側になりますが、スピーカーにも再生可能な周波数があります。
その可能な周波数以外の音は、そもそも出す事が出来ません。
音源の全ての音(周波数)を出す為には、20hz〜20kHzの周波数をスピーカー側でも網羅する必要があります。
なぜ、聞こえない音源を網羅する必要があるのか?
実際に耳で聞こえない音なんだから、カバーする必要なんてないんじゃないか?って思いませんか?
私も、初めはそう思っていました。
でも、実際に同じ音源を対応周波数が少ないスピーカーと聴き比べた時に、明らかに音が違うんですよね。
何と言うか、纏まりがあると言うか、音楽のありのままを聞いているイメージです。
科学的には、必要ない音源かも知れませんが私は必要だと感じました。
2wayタイプと3wayタイプどっちを選べば良いの?
どちらがいいのと聞かれると、3wayの方が良いです。
何故かと言うと、商品説明やHzについて、お話しした通り、スピーカーには得意とする音域があります。
得意とする音域の周波数を、各スピーカーに任せる事で最高の音質が出ます。
例えるなら、『合唱』です。
ソプラノ、アルト、テノール、バスなど、それぞれが得意な音域を発し、一つにまとまる事で最高音楽が出来上がります。
これが3wayとすると、2wayはソプラノとバスの2人で音を出している様なものです。
ソプラノとバスだけでも十分、音楽としては完成しますが、アルトとテノールがいた方が、より無理なく音が出せる為、透き通った音になります。
例えば、元々『低い声の人に高い声で歌って』とお願いすると、低い声の人は高い声を出す為に、頑張らないといけません。
頑張っても声が裏返ってしまったり、かすれて出なかったりします。
スピーカーも同じです。
スピーカーごとに出せる音(周波数)があって、得意な音は綺麗に出せるけど、苦手な音は出せなかったり、音がかすれてしまったりします。
当然、2wayよりも3wayの方が、出せる音が多くなる為、実物に近い音楽を楽しむ事が出来ます!
今回新型RAV4に施工したBLAMのシステムを紹介!
今回私が新型RAV4に施工したBLAMのシステムを紹介します。
ミッドウーハー:WS 6 Multix
ツイーター:TSM 25 MG 70 HR
BLAM Big BLAM WT
※パッシブネットワークについては、また別の機会に話します。
の2wayタイプです。
えっ?3wayじゃないの?と思われる方もいらっしゃると思いますが、予算の都合と初めてなのでステップアップしたいという意味も込めて、今回は2wayからスタートすることにしました。
デッドニングもしている為、2wayでもめちゃくちゃいい音が鳴りますよ(^^)
デッドニングについても、当blogで紹介していますので、良かったら見てみて下さい。
今後は、3wayへも挑戦していくつもりなので、楽しみにしていて下さい(^^)
BLAM Signature Multix 2wayの取り付けにお掛かった金額は?
今回、BLAM Signature Multixのミッドウーハーとツィーターの2way施工にかかった金額は?
WS 6 Multix +TSM 25 MG 70 HR:225,000円
BLAM Big BLAM WT:45,000円
ツイーター埋め込み施工料:70,000円
合計 340,000円でした。
なんと、今回はお店の計らいで、ケーブル類はサービスしてもらいました♪
まとめ
今回は、新型RAV4の音響改善として、フランスのハイエンドスピーカーBLAM Signature Multixの2wayを取り付けました。
スピーカーを変更し出せる周波数が増えた事により、今まで聞いていた音楽が、全く新しいものになります。
こんな音があったんだと、驚きが沢山ですよ♪
値段は安くありませんが、長く付き合う車です。
仕事の通勤時間や家族・友人と旅行に出掛けた時などに大活躍です!
本来の音楽が聴ける事でテンションがあがり、毎日のカーライフが、楽しくなりますよ(^^)