最近、車の必需品となっているドライブレコーダーですが、携帯会社のドコモより、今までにない最新のドライブレコーダーが発売されました!
携帯会社がドライブレコーダーを販売?ちょっとイメージがないと思いますが、内容を聞けば納得です。
ドコモドライバーズサポートは、ドコモのLTE通信を使用し様々な情報を運転者やその家族に遠隔で知らせてくれる機能が搭載されています。
一例として、ドライブレコーダー本体にeSIMが内蔵されている為、専用のアプリケーションでスマホから愛車の位置情報を特定する事が出来ます!
これって、凄くないですか?
愛車の位置情報や、家族の居場所を確認する事が出来る為、盗難対策や家族の安全を守る事が出来ます!
その他にも、急ブレーキ、急ハンドル、急アクセルを感知した場合に、日時と場所を記録し、登録しているスマートフォンへ通知をしてくれる為、自身の運転記録や、初心者や高齢者の家族の運転を確認する事が出来ます!
ドコモドライバーズサポートの申し込み方法や、施工方法、アプリケーションなどの設定方法もお伝えできたらと思います。
自身の愛車や、お子様の安全、高齢のご家族、様々なシーンで安全を守ってくれる、最新のドライブレコーダーは、全ての方にオススメ出来ます!
ドコモドライバーズサポートってどんなサービス?
携帯会社のドコモが2020年11月に提供を開始したサービスです。
従来のドライブレコーダーの役目である、車の運転中に起こる、事故やトラブルの『記録』は勿論、駐車時の当て逃げも記録してくれます。
ここまでは、他のドライブレコーダーでも可能です。
ドコモドライバーズサポートでは、今までの『残す』だけではなく、即時に『繋がる』をコンセプトとし、愛車の現在地の特定、事故やトラブル発生時の映像、運転傾向などをリアルタイムに、お手元のスマートフォンで確認する事が出来るのが最大のメリットです!
ドコモドライバーズサポートを利用する為にはどうすればいいの?
ドコモドライバーズサポートは3つのステップで利用出来ます。
①ドコモドライブレコーダー『DDR01』の購入
②ドコモでドライバーズサポートプランの契約
③スマートフォンに専用のアプリケーションのインストール
ドコモドライブレコーダーの購入方法は?
ドコモドライブレコーダーは、ドコモショップでの購入または、Amazonで購入出来ます。
本体は、eSIM内蔵のフロントカメラとリアカメラ※別売があります。
ドコモドライバーズサポートの契約をするにはどうしたらいいの?
ドコモドライバーズサポートは、eSIMを内蔵したドライブレコーダーです。
利用する為には、ドコモで回線の契約と専用のプランに加入する必要があります。
サービスの契約は、ドコモショップまたは、ドコモドライバーズサポートのオンラインページで契約する事が出来ます。
ドコモショップでドライブレコーダーの購入をされる方は、購入と同時に申し込みが出来ます。
Amazonでの購入の方は、店頭またはオンラインで申し込みが可能です。
ドコモドライバーズサポート利用にかかる利用料金はいくら?
ドコモドライブレコーダーを利用する為には、ドコモが指定する専用のドライバーズサポートプランに加入する必要があります。
具体的には、2つのプランに加入が必要です。
①ドコモドライバーズサポート 月額300円(税抜き)
+
②ドライバーズサポートプラン 通信可能容量500MB
2年定期契約プラン 月額400円(税抜き)
定期契約なしプラン 月額800円(税抜き)
※2年定期契約ありプランを選択した場合は、2年間同一回線の利用が条件となる代わりに、月額利用料金が400円(税抜き)で利用できます。
※ご契約から25ヶ月以降は、解約金はかかりません。
※ご契約25ヶ月以降も、利用料金は引き続き月額400円(税抜き)で利用できます!ただし、2年以内の解約に関しては、違約金が4,000円(税抜き)別途必要となります。
上記の契約をする事で、ドコモLTE回線が利用できる様になり、専用のアプリケーションでリアルタイムに愛車の状況や運転傾向を確認する事が出来る様になります。
ただし、月に高速通信が利用できる容量は500MBの為、500MB超過後に関しては、128kbpsの通信制限がかかります。
通信を利用するのは、事故、緊急録画の送信、運転傾向、位置情報の確認の為、500MBあれば結構利用出来ます。
参考までに通信制限がかかると、緊急録画の映像などはエラーで送れなくなる場合がありましたので、緊急録画を多様するのは注意が必要です。
ドコモユーザーでないと利用出来ないのか?
安心して下さい。
ドコモユーザーでなくても利用可能です!
ただし、アプリケーションの利用に、dアカウントが必要の為お持ちでない場合は作成が必要になります。
専用のアプリケーションのインストール方法は?
専用のアプリケーションのインストール方法も非常に簡単です。
iPhoneご利用の方は、App Storeからダウンロード出来ます。
Androidご利用の方は、Pray Storeからダウンロード出来ます。
どちらも、『ドコモドライバーズサポート』と検索すると専用アプリが出てきます!
アプリケーションの設定方法
アプリケーションの設定方法は、アプリの指示通りに進んでいくと設定ができますが、念の為紹介しておきます。
まずは、基本機能の紹介がありますので確認を行います。
【iPhone】
【Android】
次に利用に必要な機能のアクセス許可を求められるので、全て許可をしましょう!
許可が出来たら、画面下部のログインをタップします。
ドコモユーザーの方や、他社の携帯をお持ちの方でdアカウントをお持ちの場合は、『ご利用中のdアカウントを設定』をタップします。
dアカウントをお持ちでない方は、『新たにdアカウントを作成』をタップします。
ご利用中のdアカウントを入力します。
dアカウントは、電話番号・メールアドレス・ご自身で決めた英数字となっています。
次に、dアカウントのパスワードを入力し、『設定する』をタップします。
dアカウントに、不正利用防止セキュリティの2段階認証を設定している方はセキュリティコードが届きますので、届いたセキュリティコードを入力し、『信頼出来る端末として登録する』にチェックを入れ、『OK』をタップします。
これで、dアカウントログイン設定は完了となります。
最後に、利用者情報を入力します。
①名前フルネーム
②メールアドレス お知らせ通知が来るアドレス
③ドライブレコーダー登録名称 なんでもOK
④ドライブレコーダー電話番号 ドコモドライバーズサポートを契約した時の020から始まる番号を入力
⑤ネットワーク暗証番号 ドコモドライバーズサポートを契約した際に決めた数字4桁のネットワーク暗証番号を入力
⑥緊急連絡先 保険会社等※任意
以上で設定は完了となります。
ドライブレコーダーの取り付け方法と取り付け料金は?
ドライブレコーダーの取り付け方法とその料金を紹介します。
取り付け方法
◆自身で取り付けを行う。
◆ドコモが推奨している『ゴーゴーガレージ』経由で施工店に依頼をする。
◆ディーラーやカーショップに依頼をする。
取り付け料金
◆自身で取り付けを行う。
自身で取り付けを行う場合は、当然ですが取り付け費用は0円です。
配線が見える形で取り付けを行う場合は、本体をフロントガラスに取り付けて電源をシガーソケットから取るだけなので簡単です。
しかし、DDR01は駐車時録画機能がある為、大きめなバッテリーを搭載しています。
見た目や実用性の部分から配線を隠した方がいいと思います。
そうなると、内張りを剥がしたり配線を自身で行わないといけない為、結構大変です。
◆ドコモが推奨している『ゴーゴーガレージ』経由で施工店に依頼をする。
ドライバーズサポートから、取り付け依頼をすると『ゴーゴーガレージ』に誘導されます。
こちらに依頼すると、全国のゴーゴーガレージの加盟店から最寄りの施工が出来る店舗を紹介してくれます。
料金も一律なので安心です。
・前カメラのみの取り付け:7,999円(税込み)
・前後カメラ取り付け
Sサイズ:16,000円(税込み)
※軽自動車・コンパクトカー等
Mサイズ:18,900円(税込み)
※ミニバン・SUV・セダン等
【メリット】
①配線を隠して取り付けをしてくれる。
②全国6,000店舗以上の取付店があるから、最寄りの店舗が見つかる。
③施工料金が一律で分かりやすい。
④知識を持った担当者が取り付けをしてくれる。
【デメリット】
①自身で施工店舗を選ぶ事が出来ない。
施工はゴーゴーガレージが指定した店舗となります。
②細かな打ち合わせが出来ない。
ゴーゴーガレージを通しての問い合わせとなる為、細かな打ち合わせや要望を直接伝える事が出来ません。
③予約確定後、日程変更やキャンセルが出来ない。
予約確定後の、キャンセルや日程変更は原則出来ません。
自己都合のキャンセルの場合、施工しなくても料金は全額支払いの為注意が必要です。
④支払い方法がクレジットしか選べない。
ゴーゴーガレージ経由で取り付けをする場合、支払い方法はクレジット払いしか選べません。
クレジットをお持ちでない方は、別の方法で取り付けが必要です。
◆ディーラーやカーショップに依頼をする。
少し特殊なドライブレコーダーですが、ディーラーやカーショップでも取り付けが出来ます!
実際にRAV4を購入したディーラーに取り付けを依頼しましたが、問題なく取り付けが出来ました。
ただし、施工を依頼する店舗によって金額が異なる為、事前に問い合わせが必要です。
【注意点】
事前にメーカーに確認して分かった、ディーラーやカーショップに依頼する場合の注意点をお伝えします。
①電源はナビ裏からではなく、ヒューズBOXから直接引っ張る。
ドコモのドライブレコーダーDDR01は中にSIMカードが入っている為、一般のドライブレコーダーと比べて電力を多く使用します。
その為、ナビ裏からの枝配線だと電源が入らない事があります。
ちなみに、私のRAV4で試しにナビ裏から電源を取ってみましたが問題なく動作しています。妻のクラウンでは電源が入りませんでしたので、車種によってだと思います。
②駐車時録画は車のバッテリーを消費しない。
ドコモドライブレコーダーDDR01はバッテリーを搭載しています。
その為、車のバッテリーは一切使用しません。
車が走っている時に充電しその電力で駐車時録画を行います。
ちなみに、充電は1時間ほどで満充電となり、24時間監視をしてくれます。
録画は、常時録画ではなく衝撃を感知した場合のみ録画をする仕組みです。
以上が、取り付け方法と注意事項、取り付けにかかる費用となります。
実際に、私のRAV4をディーラーで、妻のクラウンをゴーゴーガレージで取り付けを試してみました。
感想は、ディーラーやカーショップでの取り付けで問題ないと思います。
理由は、ドコモが推奨しているゴーゴーガレージだからと言って専門知識がある訳ではないからです。
取り付け店の方は、親切丁寧でしたがドコモドライブレコーダーは初めて施工するとおっしゃっていて、特にドコモやゴーゴーガレージから取り付け方法の説明等受けていないとの事でした。
という事は、どこで取り付けをしても同じと言う事になります。
付き合いや、金額を見ながら施工店を選んで問題ありません。
ドコモドライバーズサポートのここがスゴい!!
実際にドコモドライバーズサポートを利用して感じた、他のドライブレコーダーとの違いや、良かった点を紹介します!
スマートフォンから愛車の位置情報の特定が出来る!
スマートフォンに専用のアプリケーションを設定しておけば、いつでも好きな場所で愛車の位置情報を調べる事が出来ます。
どんな時に使えるかと言うと、愛車が盗難された時に位置を特定し、犯人逮捕に役立てる事が出来ます。
シニアのご家族様がいるご家庭だと、ご家族様が位置を検索することも出来る為、車に乗って居なくなってしまった場合でも、居場所が分かり安心です。
仕事中・旅行中・出張中などの長期間車を止めっぱなしの時でも、愛車の状況をすぐに確認出来る為、安心です。
盗難率の高い車を所有されている場合は、セキュリティとしても良いですね!
私は、仕事中は止めっぱなしにしている為、盗難のリスクは高いです。
ドコモドライバーズサポートで、愛車を見にいかなくても状況を確認出来る為、非常に重宝しています。
盗難対策や、家族の安心・安全を確認する為に、ドコモドライバーズサポートは役立ちます。
運転傾向が記録され、いつでも確認出来る
ドコモドライバーズサポートでは、運転サポートとして『急ブレーキ』『急ハンドル』『急アクセル』を記録してくれています。
ただ単にその日の記録するだけではなく、週ごとでレポートを確認出来る為、運転傾向が前週より改善があったかどうか確認が出来ます。
また、位置情報も記録している為、どこで急ブレーキを踏んだかなどもアプリで確認が出来る為、具体的にどこで気をつければ良いのか一目瞭然です。
シニアの方や、自動車免許を取得したてのお子様の運転サポートや安全を守る為に、ドコモドライバーズサポートの運転サポートは非常におすすめです!
緊急時の録画が簡単に出来る。
昨今、煽り運転やドライバー同士のトラブルをテレビやYouTubeのニュース等でご覧になられた方も多いと思います。
トラブルに遭った際に一番大事な事は『記録に残す事』です。
しかし、運転中とかだと携帯のカメラを操作する事も出来ません。
そこで活躍するのが、ドコモドライバーズサポートとドコモドライブレコーダー『DDR01』です!
ドライブレコーダー本体に『緊急録画ボタン』が設置されており、ボタンを長押しすると60秒間録画をしてくれます。
その情報は、すぐにスマートフォンに転送されスマートフォンから閲覧・保存が可能です。
トラブルが起きた際にドライブレコーダーの難しい操作をしたり、SDカードを抜き取ってPCなどで記録を確認しなくても、スマートフォン一つあればすぐに『録画』『確認』『保存』が出来ます。
この為、警察の方に情報を提供する際にもスムーズでトラブルの早期解決に役立ちます。
最近では、YouTubeで注意喚起しれくれている方も多くいらっしゃるので、短時間とはなりますがYouTubeにアップロードするのも簡単になりますね!
運転時の安心サポートが盛り沢山!
ドコモドライバーズサポートは、運転中も様々なサポートを音声でしてくれます。
『前方発進通知』『車線逸脱通知』『事故多発地点通知』等、ドライバーが安全に運転にする為に必要な情報や、安全に運転する為のサポートをしてくれます。
特に、車線逸脱は事故に繋がる可能性が非常に高いです。
居眠り運転抑止や、シニア・初心者の方の安全運転サポート、タクシーやトラックのドライバーの方にオススメの機能です。
仕事や長距離運転で疲れたりすると、ふらついてしまったり、ウトウトしてしまう事ってありますよね?
そんな時に、ドコモドライバーズサポートなら『車線のはみ出しにご注意ください!』と注意喚起してくれる為、事故なく安全運転が可能です!
ドコモドライブレコーダーの操作が簡単
ドライブレコーダー本体の操作って分かり難かったり、使いにくいものが多いですが、ドコモドライブレコーダーは本体に画面が搭載されており、操作や確認が非常に簡単で使いやすいです。
また、ダイレクトWi-Fiが搭載されている為、スマートフォンをドライブレコーダーに直接接続し録画映像の閲覧・ダウンロードが出来ます。
これにより、SDカードを取り出したりする事なく、スマートフォン専用アプリケーションで録画映像を簡単に確認する事が出来ます!
以上が私が実際に使用してみて思った良い所です。
ドコモドライブレコーダーDDR01設置にかかった費用を紹介!
今回、ドコモドライブレコーダーを私と妻の車に取り付けを行い、取り付けは、私がディーラー・妻がゴーゴーガレージ経由で行いました。
施工内容は、現状取り付けているドライブレコーダー前後の取り外しと、ドコモドライブレコーダー前後を配線隠しで取り付けを実施。
ドライブレコーダーはドコモショップで購入しました。
※ドコモドラーバーズサポート契約にかかった事務手数料は入れません。
【RAV4:ディーラーで施工】
◆旧ドライブレコーダー取り外し費用:3,000円(税込み)
◆新ドライブレコーダー取り付け費用:5,000円(税込み)
◆ドコモドライブレコーダーDDR 01:43,350円(税抜き)−端末購入割引12,000円=31,350円(税抜き)
◆DDR 01セカンドカメラ:9,000円(税抜き)
◆SDカード128GB※ネットで購入:5,000円(税抜き)
◆ケンウッドSTZ –ACC 10ND:3,600円(税抜き)
※ケンウッド専用オンラインストアのみの販売
※配線を隠す場合は事前に購入が必要
本体:48,950円(税抜き)
本体:53,845円(税込み)
工賃: 8,000円(税込み)
合計:61,845円(税込み)
【クラウン:ゴーゴーガレージで施工】
◆旧ドライブレコーダー取り外し費用:0円
※ナビ裏からの電源供給だった場合、3,000円前後必要
◆新ドライブレコーダー取り付け費用:18,900円(税込み)
◆ドコモドライブレコーダーDDR 01:43,350円(税抜き)−端末購入割引12,000円=31,350円(税抜き)
◆DDR 01セカンドカメラ:9,000円(税抜き)
◆SDカード128GB※ネットで購入:5,000円(税抜き)
◆ケンウッドSTZ –ACC 10ND:3,600円(税抜き)
本体:48,950円(税抜き)
本体:53,845円(税込み)
工賃:18,900円(税込み)
合計:72,745円(税込み)
以上がかかった費用となります。
ディーラーによって費用は異なると思いますので一概に言えませんが、ディーラーで施工した方が安価に取り付けが出来ます。
特に不具合等も出ていないので、問題ないと思います。
まとめ
今回、ドコモから発売したドコモドライバーズサポートとドコモドライブレコーダー『DDR 01』を取り付けてみました。
今までドライブレコーダーは何かあった時に確認する為のもので、日常で使用することはありませんでした。
ドコモドライブレコーダーとドコモドライバーズサポートを利用する様になってからは、愛車の位置情報の確認や運転傾向の確認等、日常で使用する事が多くなりました。
今までのドライブレコーダーと違い、操作も非常に簡単で使い勝手も良い所もおすすめです!
安心・安全機能が盛り沢山で、愛車や自身・ご家族の安心・安全を見守ってくれます。
次世代の機能が盛り沢山のドコモドライバーズサポート是非、体験してみてはいかがでしょうか?